市民本位の健康医療に向けて

第12回(3月)健康医療市民会議定例会報告(メモ)

2009年3月23日 by KISK事務局  


第12回(3月)健康医療市民会議定例会メモ
21年3月17日(火)16-18時
国際医療福祉大学大学院東京サテライトキャンパス・南青山一丁目

1 梶原代表から市民会議の経過報告
中間報告の資料等に基づき報告。本日で昨年4月発足から一周年、その間の皆様の協力に感謝。相談の多い「ガン難民サポート案」を後刻報告する。医療改革懇談会(三者会)も昨年4月から9回を重ね「医師不足対策緊急提言」のアピール等を行った。1月には国会議員を交え今後の活動を意見交換し、シンポジウム等対外啓蒙の強化を確認。2月には全国紙7社の代表と「保険医療の限界と自由診療の活用」を話し合い、特に「ガン難民サポート」「脳梗塞未病」「認知症治療」を話題とし、理解を求めた。
また信頼できる健康・医療・環境の「すぐれもの評価委員会」及び「女性のための統合医療研究会」の活動の現況報告。「認知症センター」は今野さんの働きかけで北海道の伊達市での具体化が決まり、愛知県でも具体化の動きが。「健康市民塾」への会員の参加を期待、「地域会議」では信濃会議と7月に共同イベントを予定、蕎麦体験を兼ね有志の参加を期待。優良な新規会員の追加、今後の体制づくり等市民会議の現況について中間報告。

2 講演「現代に蘇る伝承医学」島田修・日本ビワ温圧療法師会会長・SFC(セーフティー・ファースト・カンパニー)グループ会長・仏教医学協会会長e5b3b6e794b0efbc92
日本の伝承医学の普及に31年間努力。「医」の旧来の文字は、上が医と技術、その下の「酉」は酒や酢、食べ物を表し、その下の「巫」はみことのり、心を表す。一番下に「手」が二つで、気の循環を含め「求めれば与えられ、生かされた命」に気づき両手を合わせて「感謝(謝り感じる)」。医は、自然の適切な循環を求め、食や心や気の中まで踏み込み、それを正し、生き方、考え方を変え、人のステージを上げるもの。病気は本人に「気づき」のチャンスを与え、自己の改善努力と自然治癒力で治るもの。それを療法師が支援する。31年間、伝承医学を研究し、仏教医学トータルヘルスケア16種の治療法(食餌療法・正命食、焼灼療法・ビワキュー療法等)を再構築した。昭和50年日本ビワ温圧療法師会が活動を開始し、現在、指導所400、指導師2200人、阪神淡路大震災にも700名の救療隊を派遣し精神的ケアを実施。昨年、施薬院再興の「施楽院本院」を熊本市に開設。
歴史的には、釈迦の「四諦の教え」が根本原理。「苦集滅道(人生は苦・その原因は貪欲・それなくせば苦消滅・八正道で・正思・正しい響き合い)」の教えです。また釈迦の「自然智」の考えが基本。自然が大切で、円満な循環は健康に、滞留(むくみ、便秘、瘀血、ストレス等)は不自然で病気に、改善すれば健康に。それに気づき、自然を求め不自然を捨てる。
日本では1500年前、光明皇后が治療施設「施薬院」及び介護施設「悲田院」を設置したのが無償療養の先駆。徳川期の吉宗の小石川療養所や明治期の村落での助け合い制度等があったが、終戦後の政策は助け合いの日本文化の精神や伝承医学には冷たかった。昭和50年の民間伝承療法の再興は、釈迦の説かれた「ビワ療法の活用」を中心に行動した。
釈迦の語る「涅槃経」第9巻「如来性品」は、全ての病気は「大薬王樹」(ビワの木)で救える、どの部分を用いても病気に効果があり、特に「無憂扇」(ビワの葉)は生きるもの全てを救う力があると。またビワの種は「天神」と呼ぶ。「大薬王樹、枝葉根茎ともに大薬あり、病者は香を嗅ぎ、手に触れ、舌に嘗めて悉く諸苦を治す」と。これが中国で鍼・灸・薬草と合わせて用いる仏教医学が成立し、日本に伝来。ビワの葉や種やそのエキスの食餌療法、禅宗寺院ではビワの葉で患部を撫で又は患部にビワの葉を置きもぐさでお灸をし、その効果を浸透させるビワ灸やビワ葉を暖めた荒塩やコンニャクを布で包み体に押付ける温圧法も。我々は、その応用で「正命食」の食餌療法を各種考案し提供。またビワ葉の灸も、種々工夫し、もぐさの煙や匂いの排除法も考案。痛み止めや体質改善の効果は抜群で、50年前大阪大学の安田寛之博士が家兎を使った実験では、ビワの葉を金属製の円筒で加熱し、その蒸気を9cmから兎の腹部に吹付けると、その結果濁った血液が僅か5分で弱アルカリ性体質に変わり、骨組織も体内臓器も健康になったとされます。「痛みをなくし」、細胞の悪いバイブレーションを正常化する効果もあります。ビワの葉に含まれるアミグダリン(ビタミンB17)はガンに画期的な効果が。また葉緑素ポルフィリンが含まれ我々生命体の根源物質です。ビワの種は花粉症の解消にも効果。我々はその応用と推進の会社を設立。波動共鳴法も活用。ビワ温圧療法「ビワキュー」や本日初めての「ビワキュー和(なごみ)」提供も。
人間医学を提言し、日本に波を起すため今後とも頑張ります。と、エネルギー溢れる優しくかつ強靭な医の本質の力強い語りに拍手喝采が続きました。資料として「誰でもわかる生涯健康の知恵 枇杷療法Q&A」島田氏監修が配布され、また島田修著たま出版の「現代に蘇る仏教医学」「1焼灼療法 現代人の心と体を癒すビワキュー健康法」「2 食餌療法 心身を活性化するビワミン健康法」「花粉症とサヨナラする法」等の紹介がありました。

3 「会員スピーチ」として、「ガン難民サポート(案)」を梶原代表が報告
○「現状」「抗がん剤の問題」「治療法の選択」「保険医療の限界」及び「論より証拠」の各項目の問題点と考え方の案について、ポイントをつく御説明がありました。また
○「保険診療外がん治療法メニューA(案)」として1食事療法 2補完すべき三栄養素 3水素系治療 4炎症防止 5温熱療法の区分での具体的提案のメニューが示され、また「自己治癒力の強化」としての「頭の健康」「心のベクトル」「気の充実」の内容の提案があり、治療費を一ヶ月10万円に抑えることを目標にメニューを選択との説明がありました。
○「保険診療外がん治療法メニューB(案)」としてA案に付加して個人差・症状別に選択して治療を行なうものとして 1サプリメント群 2ハーブ療法 アユールベーダー 3漢方薬療法 4ホメオパシー療法 5免疫療法 6温熱・加熱療法 7整体療法 8波動調整療法 9心身相関療法 10放射線治療の区分での具体的提案メニューが示されました。

4 皆勤賞授与 一年間の定例会皆勤会員9名に梶原代表から授与。SFC御提供のマスカット酢・米の酢・ビワの酢配合の健康食品が贈呈。酢は消化吸収と不要物除去効果

5 会場前及び会場内での医療器具等のデモ等に多くの会員がチャレンジ
○SFCの「ビワキュー療法の痛み止め」「ビワエキスのマスカット酢・ロイヤルビワミン」
○ポインターメディカル社の血管年齢・ストレス度等のBody Checker展示
以上

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