市民本位の健康医療に向けて

拓さんの健康ナビ

2009年4月9日 by KISK事務局  


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(統合健康法)
1 人体は生まれながらにして恒常性(ホメオスタシス)保持機能「バランスを回復する働き」を備えている。これを自然治癒力、免疫力、抵抗力などという。 この恒常性保持機能こそ生命力の基本であり、これを中核に総合的・統合的な健康法を考える。患者、ユーザー、生活者、市民(以下「市民」と総称)の立場か ら西洋医学、東洋医学の別なく、先端的医療から伝統的医療(例えば「重粒子線治療技術」から鍼灸・漢方そして「梅肉エキス」の効用)まで統合して健康法や 医療技術を活用することが必要である。「ためになれば何でもあり」というのが市民の立場である。また人間の生命活動は「心身一体」であることから医学のみ ならず分子生物学、量子物理学、電気・情報工学、心理学、哲学、宗教学など多岐にわたる総合的発想と対応が必要とされる。 続きを読む…

健康市民塾

2009年1月27日 by KISK事務局  


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健康市民塾とは、会員が協働して健康づくりの指針(健康ナビ)を作成するコーナーです。近く、「自己治癒力」を基本に健康づくりを学習する塾を設ける予定です。専門家の指導を受け、会員の出席・討議を求めていきたいと思います。その前に、基本的な考え方を記しておきます。

1 総論(自分の健康は自分で守る)

A(自然治癒力) 健康の増進、病気の予防および病気の治療の基本は、人体に本来備わっている恒常性(ホメオスタシス)保持機能「自然治癒力」である。

B(全人的) 人体は「有機的に一体」である。したがって、健康も医療も、もともと全人的(ホリスティク)なものである。

C(情報システム) 人体は、「一個の情報システム」(有線系・無線系)として構築されている。それによって、人体の有機的一体性が保たれている。

D(設計図) 「人体の設計図」は、「先天的な遺伝子」によって描かれている。それに「後天的な遺伝子」ともいうべき「生活習慣」が加わって、人体は機能している。各人の設計図は千差万別、したがって、健康も医療も元来「オーダーメイド」でなければならない。

E(自己責任) 各人の設計図に人間としての共通性はもちろんあるが、画一性・一律姓だけでは、設計図に個人差の大きい各人の健康・医療には対応できない。したがって、何 よりも各人が自らの心身の状況を把握して、専門家や家族のサポートを得て「自己責任」により最も適切な健康法・予防法・治療法を選択すべきである。

F(理想の医療) 患者・利用者・消費者・市民の立場で考えれば、「理想の医療」とは

1 必ず治る 2 早く治る 3 痛くない 4 お金がかからない

の4点に尽きる。
病人ともなれば治療法が西洋医学か東洋医学かは問わない。先端技術でも伝統技術でもよい。民間療法でも治ればよい。学閥、派閥、既得権益、既成観念、既 存制度、縄張り争い、いずれも関係ない。「統合医療」でも「総合治療」でも至極当然のことである。 続きを読む…