市民本位の健康医療に向けて

「健康医療市民倶楽部」の立ち上げ案 (フェイスブック)

2011年12月22日 by KISK事務局  


「健康医療市民倶楽部」の立ち上げ(案)

2011・12.20

「健康医療市民会議」定例会

梶原 拓

(「市民会議」の発展)

1 4年余にわたり「市民本位の健康・医療」を標榜し中立・公正の立場で活動してきた「健康医療市民会議」(KISK)の実績を踏まえ、その発展的形態「ネット公開型」として。インターネット「フェースブック」ファンページ上に「健康医療市民倶楽部」(KISKⅡ)を立ち上げる。

(ネット型「市民会議」=「市民倶楽部」)

2 「健康医療市民倶楽部」(以下「市民倶楽部」という。)は、「健康医療市民会議」(以下「市民会議」という)と連携し、市民本位の立場で健康・医療に関する活動をネット上で展開する。

(患者向けワンストップ情報サービス=IPステーション)

3 「市民倶楽部」として、市民および家族が病気の予防および治療をする上で役立つ情報を窓口一本(ワンストップ)で検索し、患者や家族の「迷い」「悩み」「問い」に応え、「望み」の方向に誘導役(ナビゲーター)を果たすことができる「患者向け情報サービス・ステーション」( Information-service for Patients  Station)(IPS)「IPステーション」を設ける。

(「IPステーション」に載せる情報)

(1)     健康・医療に関する

参考図書リスト

同   ダイジェスト

同   新刊紹介

用語辞典

各種「病気」「症状」「検査」の概略

各種「治療法」(保険適用治療と保険外治療)(西洋医学「標準治療」と補完代替医療「統合医療」)の概要

患者自身の「自然治癒力」・「自己治癒力」実践の心得

「医者選び」の常識(かかりつけ医、クリニック、総合病院、セカンド・オピニオン)

各種「健康体操」(「脊椎矯正体操」など)、「健身気功」

(2)     インターネット上の

Webサイト(医療機関等の情報サービスセンター)

各種「患者の会」ホームページ、メールアドレスなど

専門家のセカンド・オピニオン(専門家の選定と仕組みの設計)

(3)医療費と健康保険・医療保険の常識

(4)「タイ・エビ情報」 患者または家族の体験情報(体験的エビデンス)(「フェースブック」メンバーの情報が対象)

―1「私はこうしてよくなった」

いい病院、クリニック、医師、看護師、コメディカル

いい治療法、薬品、サプリメント等

―2「私の要望する改善・改革」

病院、クリニック、医師、看護師、コメディカルの対応

各種治療法、薬品、サプリメントの効果・副作用、価格

健康・医療関係の制度・政策の問題点

(5)「市民学」(市民の自主学習)の成果

―1「私の健康法」「家族の健康法」(「ペット」も家族の内)

―2「モザイク市民学」(自分で選ぶ「特定のテーマ」で役に立つ情報「情報チップ」を集め、それを「パッチワーク」で「モザイク模様」を描くように独自の、自分流の体系で編集する。)

テーマ例として、「認知症」、「がん」、「自然治癒力と自己治癒力」、「賢い病院選び」(これらは出版も予定)を掲示。(最近は「断捨離」など「市民の著書」が増加傾向)(市民・消費者・患者側であってこそ、真のニーズを理解でき、専門の枠にとらわれず中立で総合的・全体的な発想が可能)

―3「いい情報、見つけたよ!」(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、仲間情報の中から耳寄りの小さな、いい話「情報チップ」を持ち寄る)

(6)「市民会議」または「市民倶楽部」が主催する講演会等の記録(まとめて出版も検討)(電子出版も)

(7)「市民会議」の活動状況(定例会の開催、講演会講師リスト、講演記録、「医療改革懇談会」、各種「提言」など)(今後、「統合医療」(補完・代替医療)講演シリーズなど計画)(出版も)

(市民コラボレーション)

4 「市民倶楽部」は、市民の協働(コラボレーション)で構築

(「グループ」活動=「市民塾」)

(1)「フェースブック」の「グループ」機能を活用して「健康医療市民塾」(以下「市民塾」という)を設け、「フェースブック」メンバー有志「コラボレーター」が集まり、自主的に協働する。

「市民塾」では、「コラボレーター」が協働で自主的に学習し、投稿し、編集して、患者側市民に役立つ情報を集積し、提供できる「共有の情報資産」=「IPステーション」をつくる。

また各地で「グループ」をつくり「健康法」を実践する会(「ウオーキングの会」など)を地域ごとに計画する。

(ネット会員)

(2)「市民倶楽部」活動の実践、広報宣伝、各種投稿など、幅広く「IPステーション」の構築のために協働する「市民倶楽部」の「ネット会員」を募集する。「フェースブック」メンバーであれば、医師、看護師等、医療関係者も一市民として歓迎。

「ネット会員」は、自分自身または家族の病気に関して、「会員向け情報」を入手できるほか、フェースブック・メンバーに対し、「編集委員会」を介して、情報提供を求める「照会特権」を持つことになる。

(イベント)

(3)「市民倶楽部」の普及のため、「フェースブック」の「イベント」機能を活用して。講演会、交流会等のイベントを開催する。

(編集委員会)

(4)「グループ」のメンバーで「市民会議」の会員の内から「編集委員会」を組織し、投稿の募集、整理、評価、採用等を行う。

(5)投稿等の実績により、メンバーの中から「客員編集委員」を選ぶ。「客員編集委員」はメール等により、「編集委員会」の任務に協力する。

(市民ナビゲーター・市民エージェント)

(6)将来的には、「グループ」メンバーの中で、患者や家族の情報選びをサポートできる「市民ナビゲーター」を養成する。更に、その中から患者側市民を代理して行動できる「市民エージェント」を育成する。

(会員向け情報)

(7)「IPステーション」で提供する患者情報など、情報の一部は、一般公開せず「市民会議」および「ネット会員」向けの専用情報とする。「市民会議」および「ネット会員」の会費収入の一部は、メンバーの投稿、「編集委員」および「客員編集委員」等への報酬に充てる。

(8)「市民倶楽部」ファンページに載せる商品等の「広告」は、「編集委員会」で、<「タイ・エビ情報」があり、「利用する価値」あるものと認定された技術・効果・効用を有するもの>に限る。

「「広告」収入は、「市民倶楽部」運営経費に充てる。

(9)信頼できる「健康・医療」雑誌等と連携する。

(10)「ネット会員」システムなど「IPステーション」の効率的運営を図るため「株式会社アイピ

ー・ステーション」(仮称)の設立を検討する。

*    インターネット「フェースブック」は記名式で責任ある世界最大のSNS(ソーシャル ネットワーク システム)です。「アラブの春」市民革命の原動力になった、とも言われています。

*    「フェースブック」上に「梶原拓」(カジワラ タク)でアカウントをとり、「ニュースフィード」には、ほぼ毎日「拓さんの健康日記」や「拓さんの徒然草」を載せています。「ノート」には「モザイク市民学」のモデルとして、「認知症」「がん」「自然治癒力と自己治癒力」を掲げています。近く「賢い病院選び」も追加します。他に、「参考図書ダイジェスト」、「新刊紹介」のモデルも。

* 「フェースブック」に参加していない方も、簡単ですから、アカウントを取り、メンバーとなり、「カジワラ タク」と「友達」になってください。容易に情報交換ができるようになります。

*    ソニー系子会社「エムスリー」が、ソニーに勤めていた医師のアイディアを事業化した「医師向け情報サイト」を経営し、時価総額2000億円にまで発展しています。(2011・11・10日経)

患者側市民の共有財産として、我が国唯一の、市民に足場を置く「患者向け情報システム」、の立ち上げに是非とも、ご協力ください。

以上

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