市民本位の健康医療に向けて

第45回(12月)定例会 中間報告

2011年12月22日 by KISK事務局  


健康医療市民会議(KISK)

第45回(12月)定例会・中間報告

2011・12・20

代表 梶原 拓

1 情報の共有

11月15日(火)定例会を日本財団会議室にて開催。日本有数のペットの権威・山村穂積先生から「人と動物の絆 豊な心のふれあいと動物医療」と題して、講演をしていただきました。ペットの話ならと、遠くから駆けつけてこられた会員もおられ、質疑も盛んで大変有益な会となりました。

また、「ドクターのワンポイントレッスン」として、久野則一先生から「季節の健康アドバイス」をいただき、冬に向かって高齢者が心がけるべきことを教えていただきました。

本日、12月20日(火)は、年末恒例の交流会ですが、テーブルスピーチとして、衆議院「東日本大震災復興特別委員会」委員長の古賀一成先生に「これからの政治」について、「格付投資情報センター」久保庭啓一郎会長には、「日本の政治と産業の格付け」と題し、それぞれお話いただくことになりました。

なお、「認知症」、「がん」に続き、「市民学」シリーズ第3弾として、未定稿ですが、「病気は自分で治す」(自然治癒力と自己治癒力)のペーパーを配布し、簡単に説明しますのだ、病気の治療や予防の参考にしてください。

来年は、近年注目されている「補完・代替医療」あるいは「統合医療」の各種技術・方法について、シリーズで学びたいという要望があります。そこで、かつて講演していただいたこともある、この道に造詣の深い医学博士・宇住晃治先生にご紹介して頂き、来年1月の定例会(17日の予定)には東西医学の融合をライフワークとされ、インドの伝統医学などに詳しい上馬塲和男先生・帝京平成大学教授に口火を切っていただくことになっております。

2 自衛策

(1)<患者向けワンストップ情報サービス>

会員の皆様のご協力を得て、この「市民会議」は創設以来4年余となりました。これまでの実績を踏まえ、その発展的形態として「公開ネット型」の「健康医療市民倶楽部」をインターネット「フェースブック」ファンページ上に立ち上げたいと計画しました。

これまで「エムスリー」などの「医師向け情報サービス」はありますが、患者側市民、その家族が病気になったとき必要な情報を簡単に入手できる総合的な「患者向け情報サービス」はありません。

いざというとき困らないように、市民が協働して、「市民本位」で情報を集め、評価し、整理し、まとめ、提供する「窓口一本」(ワンストップ・サービス)の「患者向け情報システム」として「IPステーション」を設けます。

このため「フェースブック」の「グループ」機能を活用して「市民協働の場」を設け、フェースブック・メンバーの参加を呼びかけていきます。会員の皆様も、患者側市民「助け合い」の「共有財産」である「IPステーション」づくりに、ぜひとも参加してください。

(2)<認知症対策>

計量計メーカーの(株)タニタと共同で、脳の働きを表わす「心身バランス計」の開発をしてきましたが、このほど完成品ができ、一般に販売できる段階になりました。認知症、うつ病、自閉症などの予防や治療に役立つよう普及に努力して参ります。

以上

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