市民本位の健康医療に向けて

第34回(1月)定例会 中間報告

2011年1月21日 by KISK事務局  


健康医療市民会議  第34回(1月)定例会
中間報告
H23/1/18 梶原
1.<情報の共有>
前回第33回定例会は12月21日(火)、NPO法人ふるさとテレビと共催で「健康と元気の集い」として永田町の憲政記念館にて聖路加国際病院理事長・日野原重明先生の講演を中心に開催しました。お蔭様で大変多くの方のご参加がありました。日野原先生のお話はなかなかいいお話で好評でしたが、その中には、健康教育は従来の「医学知識を与える」から「当人が健康行動の実践を自ら行うように持って行く」ことが大切であるとか、市民や患者の医師への上手な情報提供の教育が大切というお話もありました。当会もぜひ会員の皆様が実践出来るという方向で進みたいと思います。また、講演の前には、当会同様、健康あるいは元気をテーマにした団体、計7団体が自己紹介しました。健康に関する団体は、財団とかNPOを含め、非常に多いので、紹介されたのはほんの一部ではありますが、損得抜きで頑張っているので力を合わせて連携していきたいと思っています。

今回は、会員の趙様のご紹介で、眼科医の箕田健生先生のお話を聞きます。先生の略歴は会報などでご紹介の通り、現在の帝京大学ちば総合医療センター(旧・帝京大学市原病院)の院長も務められた方ですが、今は、埼玉県戸田で眼科医院経営の傍ら、学会活動や「眼科友の会」というボランティア団体の中心として活動されています。年をとると目の病気にかかる人が増え、白内障の手術だけで100万人を超えるといいますから大変身近な問題と言えます。

次回2月15日(火)の定例会は、小川真誠・心身機能活性療法指導士会理事長に「認知症予防トレーニング」(仮題)の講演をしていただきます。同氏は、米国ロスアンゼルスのエニー・バーンデグ医学博士が開発されたフラハンド、フィンガースポーツ等を継承し心身機能活性療法として発展され、日本、中国(上海市)、台湾および韓国で20年以上にわたり普及活動をされてきました。我々市民会議としては、平成19年10月、同氏の講演会を開催して以来、その活動に協力してきました。これまでの成果を踏まえ、家庭でもできる簡単な認知症予防の心得を伝授していただきます。同時に(株)タニタと共同開発している認知度を測定する「重心動揺計」のデモンストレーションも行います。

2.<自衛策>
(1)自動車運転者向け運転感覚強化プログラム 警察庁、全国指定自動車教習所連盟等と協議中。医師を中心に研究会の設置。心身機能活性療法の応用。
(2)自然治癒力強化連携フォーラム 昨年12月21日定例会の席にて発足。研究会等を準備中。

以上

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