市民本位の健康医療に向けて

第31回(10月)定例会 中間報告

2010年10月20日 by KISK事務局  


健康医療市民会議  第31回(10月)定例会

中間報告
H22年10月19日 梶原

1.<情報の共有>
去る9月21日(火)赤坂1丁目の日本財団会議室にて定例会を開催し、鈴鹿医療科学大学教授で健康食品管理士認定協会理事長の長村洋一先生に「健康食品との付き合い方」と題し、講演をして頂きました。今や健康食品は誰もが使用し膨大な市場となっているが、使用に当たっては有効性の表示、品質、医薬品との相互作用の問題に十分な注意が必要であり、このため、「健康食品管理士認定制度」が16年に発足している。また、専門家向け「健康食品ポケットマニュアル」を発行し、現在、一般向け普及版を準備しているとのこと。判りやすくてためになったと好評でした。先生とは「漢字検定」のように楽しんで学ぶ「サプリメント市民博士」の検定が出来ないか相談をしています。
私からは、長妻厚生労働大臣に提言した「認知症ゼロ作戦」を中心に「心身機能活性療法」により認知症患者を減らす運動の実施状況を報告しました。
本日は、岩崎輝明・日本綜合医学会理事長に講演「自然治癒力と酵素」をして頂きます。先生は40年以上にわたり玄米酵素の研究と普及に努められ、いわゆる「食養」(食物修養)の第一人者でもあります。現代日本の医療では基本であるべき「自然治癒力」が軽視されているので、我々市民会議とともに医療の原点に立ち返り、関係団体が連携し「自然治癒力フォーラム」を創設し啓発活動に取り組もうとされています。
次回は11月16日(火)、青山の国際医療福祉大学にて循環器疾患の権威である東邦大学医学部教授・山﨑純一先生に「心腎連関」と題し、高齢化とともに増加しつつある腎臓病と心臓病について講演して頂きます。
12月21日(火)の定例会は、NPO法人ふるさとテレビと共催で「健康と元気の集い」として永田町の憲政記念館にて聖路加国際病院理事長・日野原重明先生に講演をお願いしています。講演後は同所にて恒例の懇親会を予定しています。聴講希望者が多く当日の混乱が予想されるので、整理の都合上、予め申込みの受付をしています。ご協力ください。

2.<医療改革>
関係団体と連携します。

3.<自衛策>
(1)「理想農法実践事業体」理事会を本日開催。新しい「市民農園」のあり方につき生命保険会社等と協議中。(APECにて初めて食糧問題が採り上げられた。)
(2)10月10日「認知症改善センター」が神奈川県平塚にてオープン。
以上

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