市民本位の健康医療に向けて

第30回(9月)定例会 中間報告

2010年9月27日 by KISK事務局  


第30回(9月)健康医療市民会議定例会

中間報告
H22・9 梶原

1 <情報の共有>

去る8月24日(火)青山の国際医療福祉大学大学院にて定例会を開催し、医学博士・森田敏宏・東京大学付属病院循環器内科加圧トレーニング特任助教に「アンチエイジングと加圧トレーニング」の講演をしていただきました。特殊な器具を使用して筋肉を加圧しながらトレーニングをすることにより成長ホルモンが分泌され、筋肉の増強、美容等、各種の若返り効果が生じると、幾多の臨床例を交え、解説されました。また東大付属病院のほか気軽に利用できるクリニックも紹介していただきました。出席の会員の中にも、既に加圧トレーニングを実践し若者に伍してスキーを楽しんでいる方もおられましたが、加齢に伴う問題に対処するため実用的で有益な方法と出席会員の関心が高まりました。講演後、有志の会員が講師を囲み交流会を開き、楽しい雰囲気の中で更に多くを学ぶことができました。
本日は、鈴鹿医療科学大学教授で健康食品管理士認定協会理事長を務めておられる長村洋一氏に「健康食品との付き合い方」と題して講演していただきます。これほど世間に多種多様な健康食品が多用されていながら消費者の我々が案外に基礎的な知識すら持ち合わせていないのが現状です。そこで斯界の権威である長村先生に啓発していただくようお願いしました。先生の講演までの間、私から、先に厚生労働大臣に提言しました「認知症ゼロ作戦」を中心に我々の認知症対策の状況についてお話をすることにします。
来月の定例会は10月19日(火)岩崎輝明・綜合医学会理事長に「自然治癒力と酵素」、その次は11月16日(火)心臓病の権威・山崎純一東邦大学教授に「心腎連関」の講演をお願いしております。
12月21日(火)は本会会員で「ふるさとテレビ」の責任者・角廣志氏と協議し・永田町の憲政記念館で日野原重明・国際聖路加病院理事長の共同講演会を開催します。その後、同所で恒例の年末懇親会を開きますので、できるだけ多くの会員の参加を期待しています。

2<医療改革>

政局の安定を待って新しい体制で行動を開始します。

2<自衛策>

(1)先週9月17日(金)「理想農法実践研究会」および「理想農法実践事業体」理事会を開催しました。各種事業の具体化が進んでいますが、消費者である我々が常時健康食材を確保するとともに、近く予想される世界的な食糧危機あるいは食糧パニックに備えるため新しいタイプの「市民農園」の開設を検討しています。

(2)「認知症対策について」 後ほど「認知症ゼロ作戦」でお話します。

以上

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