市民本位の健康医療に向けて

第22回(1月)定例会 中間報告

2010年1月20日 by KISK事務局  


中間報告
22・01・19 梶原

明けましておめでとうございます

昨年は、12月16日(水)、日本倶楽部にて懇親会を兼ねた定例会を開催したところ、塩川正十郎・元財務大臣、増田寛之・元総務大臣を始め多くの方々が参集され、大変有意義な会となって有終の美を飾ることができました。
本年は、冒頭の定例会で、土屋了介先生に講師としてご出席いただくことができました。先生は著名な日本のがん治療の第一人者であり、かつ、我が国の医療政策のリーダーとしても活躍されており、健康医療市民会議として、真に幸先のいいスタートができました。
また「ドクターのワンポイントレッスン」では横倉恒雄先生から昨年10月以来「脳の疲労が多くの病気の原因となっている」ことを学んできました。今月が3回目、来月2月が最終回で、参加者には横倉先生のご厚意で先生の著書のプレゼントあるようです。また、2月の定例会では、毎回司会をしていただいている小山悠子先生のご紹介で催眠療法の権威である石塚龍夫先生をお招きして「催眠療法」の講演をしていただくことになりました。病気になったときはもちろん平素の健康保持の上でも有益なお話を聴けるものと期待しております。「ドクターのワンポイントレッスン」は、3月からは、小山先生に歯科と統合医療の観点からお話を伺うことになりました。
今年も会員の皆様のご意向を伺いながら、先端医療から伝統医療まで幅広く学習し、会員自身、家族、友人、知人の健康を守るべく情報の共有を進めていきましょう。
一方、医療改革につきましては、昨年10月27日、「医療改革の指針案」をまとめ医療改革懇談会(大竹美喜・座長)、構想日本(加藤秀樹・代表)とともに各党・政府に「医療改革国民会議」(仮称)で検討していただくよう要請しました。また医療関係者の多くがご覧になっているロハス・メディカル発行メールマガジンに「医療改革の国技館」として「医療改革国民会議」(仮称)を創設すべきという記事を1月5日付けで搭載していただきました。読んで共感を持たれた人からもいくつかメールが寄せられております。
なお、同マガジン発行人の川口恭氏より我々の提案の趣旨に賛同し、とくに予防対策として国のワクチン政策へ共に提言していこうという呼びかけがありました。本日の講師をお願いした土屋先生も子宮頸がん予防ワクチンの普及を進められています。我々市民会議としても積極的に協力していきましょう。
医療改革は、時間もかかり困難な課題ですが、予防対策、認知症対策等、そのつど重点を決め力を合わせて頑張って取り組んで参りたいと存じます。

以上

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