市民本位の健康医療に向けて

健康医療市民会議第15回(6月)定例会 中間報告

2009年6月17日 by KISK事務局  


健康医療市民会議第15回(6月)定例会

中間報告

平成21年6月16日 梶原

1)    定例会の開催<患者・市民の連帯と情報の共有>

前回は5月19日(第3火曜日)南青山・国際医療福祉大学大学院にて西野式呼吸法で有名な西野バレー団の西野皓三氏に「気の科学検証と細胞活性」というテーマで講演していただきました。もっぱら「気」の存在を科学的に証明することに重点が置かれました。幾つかの事例の紹介で、そのことは十分に納得できるものでありましたが、会員の中には、呼吸法の実習が出来るのでは、と期待されていた向きもあり、年内には同バレー団の指導者に実技の講習をしていただくようお願いしておきました。
今回は、読売新聞・前医療情報部長の前野一雄編集委員に「医療改革」について講演をしていただきます。先に同紙は組織的・体系的で詳細な医療改革の提言を公表され大きな反響を呼びました。その労作の中核で活躍されたのが前野氏であります。我々も「抜本的医療改革断行の提言」をまとめたところであり、有益なお話を伺えるものと期待しております。
また、会員の久野則一・久野マインズタワークリニック院長には「ドクターのワンポイント・レッスン」の続編・生活習慣病その2として糖尿病を取り上げていただきます。大沼四廊・自然医学研究所所長には各種の病気の元となる鎖骨の歪みを正す「鎖骨ほぐし体操」を伝授ねがいます。
なお、7月の定例会は、18日長野県茅野市で開催される「蓼科高原セミナー」に「健康医療市民会議信濃」と共に参加することで定例会開催に替えることとします。テーマは「認知症最前線」で会員の小川真誠氏を中心に展開します。そばづくり名人の「献上寒晒しそば」を楽しみ「御柱祭」で有名な諏訪大社内宮を拝観する予定です。来年の「御柱祭」参加の件もあり多くの会員の参加を期待します。
8月以降の予定は別紙のとおりですが、一部、会場の都合で第3火曜日の原則を曲げていますのでご了承ください。

2)    医療改革懇談会(三者会)<患者・市民本位の医療を>

このたび来るべき総選挙を改革の好機と捉え別紙のとおり「抜本的医療改革の提言」をまとめました。先週10日(水曜日)自民党・細田幹事長、保利政調会長および園田政調会長代理を訪ね市民会議代表一行が患者の会等と共に医療改革を公約に盛り込むよう要請しました。今週17日(水曜日)には民主党・直嶋政調会長に同様の要請をする予定です。公明党、国民新党にも要請します。今回は患者の会などと幅広く連携し、公約のフォローアップもして行きます。これ以上「医療の崩壊」が進まないよう会員が一致して行動しましょう。

3)    患者・市民の自衛策<信頼できる健康・医療・環境「すぐれもの」を>

「理想農法実践研究会」は明日第7回目の会合を開き、理想農法実践農園、技術の支援、評価の方法、販路の確保などについて協議します。

以上

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